商品だけをパクっても失敗する
今「りらくる」の創業者の本ではマネして成功した体験談が書かれているそうです。
私(H)もパクって失敗した経験があったなぁと思ったので共有できたらと思います。
飲食店をやっていた私(H)は新しい商品について試行錯誤していました。
今あるメニューの中にある素材から、組み合わせて新しいメニューを作るか、新しい素材を加えて、まったく新しいメニューを作るかでした。
そして、ふと行ったお店のメニューを食べていた時に、「あっこれは似たような商品を私たちのお店でも作ることができそうだ」と思ったのです。
いざ、作ってみると意外と美味しいものができました。
しかし、オペレーションをスタッフにやってもらうため、オリジナルソースというわけにはいかず、市販のソースを組み合わせて、作った商品を販売することにしたのです。
結果、売れませんでした。
その時は味だけをマネしても売れんのかぁという思いと、商品だけマネてもうまくいかないと思ったのです。
後で、考えてみたのですが、マネしたお店は商品は全て手作りで、自分たちでソースなども作っていました。
たぶん原価が高かったと思いますし、オペレーションもオーナーとパートナー2人がキッチンにたって、スタッフはホールのみという感じでした。
何で儲けていたかなぁと思うと飲み物だと思ったのです。
ワインやその他のお酒が他の店舗よりも若干割高だと思ったのですが、食べ物の商品がこだわり抜いて美味しかったので、お酒も進むし、お会計も満足する感じでした。
なので、ビジネスモデル的には食材や料理には労力をたくさんかけて、原価を下げて商品を提供して、お酒などで儲けを得るという仕組みがあったのです。
そして、欧米の方々は最後はお酒だけでゆっくり時間を過ごす方が多かった印象だったのですが、そこも客単価を上げる要因の一つだったかもしれません。
飲み物は単価高め、しかもそれほどこだわらなくても皆さん注文してくれていたので、これは労力も必要ないし、後半はお酒を注ぐのみで儲けがでる。
あぁいい仕組みだなぁと思った半面、「自分のお店は何もかもが中途半端だなぁ」と反省しました。
どのような仕組みで儲かっているかを考える
そこからは、どのようなビジネスモデルが良いのか、儲かるシステムをマネする、パクるという思考に切り替わりました。
商品だけをみるのではなくて、お店全体の儲かるシステムに注目する。
そうすると、ネットビジネスしている企業、チェーン展開している企業。
本当にすごいと感心しています。
仕組みが他のスタッフが入ってきてもすぐ作れる仕組み、だが、そのスタッフが自分でお店を持ってもわからないようにしているブラックボックスの部分。
機械的にお金が入ってきて、儲かるシステム。
このシステムを作ることこそが大変。
ですが、システムや方法はパターンがある程度確率していると思うので、それをマネるべきではないかとおもいます。
先日拝見したYouTube大学でのお話がとても印象的です。
機会があったら、ぜひ見てみてください。
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