メットインを閉める際はご注意を

バイクのメットインを閉める時に鍵がどこにあるのかを確認！

ある日の朝、私（H）はガソリン給油のためにお金を下ろしていました。

無事にお金を下ろして、財布やポーチなどをバイクのメットインに入れて、変わりに自分のヘルメットを取ります。

ここまではいつのと一緒でした。。。

メットインを閉めて、「さて、出発だー」と前を向いたのです。

鍵が刺さっていないことに気が付きました。

「あれ？ポケットかなぁ」

とポケットを探ったのですが、見つからず、私（H）の中に嫌な予感がしてきました。

そうです。メットインの中に鍵を入れて、そのままロックしてしまったのです。

「そうだ、いつもいっているバイク屋さんを呼ぼう！」と一瞬思ったのですが、携帯もメットインの中だーーーと思い出しました。

しばらくたち尽くします。。。

誰にも電話できないし、鍵も、財布も全部メットインの中です。

私（H）は１人スーパーの駐車場で立ち尽くしています。

とりあえず、どうにかメットインの中をと手を突っ込もうとしますが、当然のことながら、なかなか手が入りません。

私（H）の中で何かが壊れたかのように「そうだ！バーベルでも借りてきてぶっ壊してしまおう」という破壊的衝動にもかられながら、もう１人の自分が冷静になれと諭しています。

うーん、どうしよう。

メットインって換気のためか少し隙間が見えるのです。

真ん中の方がちょっとゆるくなっている感じで、ちょうど鍵が後ろをロックするので、前と後ろは絶対動かないのですが、真ん中なら少し隙間ができるのです。

そこに手を突っ込む！

「そりゃー！」と範馬刃牙の愚地独歩のようなイメージで手刀をメットインのすき間に突っ込みます。

痛い。。。

でも、少し入ることができました。

そこから指をバタバタさせて、何かをつかめたらと思うのですが、なかなかメットインが深くて何も触ることができません。

左手を入れつつも今度は右手を入れてみる。

すると、少し隙間が広がった気がしました。

ついに携帯を取り戻すことに成功したのでした。。。

ここまで何名かが私（H）の横を通り過ぎて怪しい目でみていました。

確かに、他人からみたら間抜けなメットイン荒らしなのかもしれません。

そして、１人で作業するのが恥ずかしくなってきたので、妻（A）に電話。

事の顛末と今からバイクの鍵を取ると説明しながら、また手刀を繰り返す。

もっと他にもスマートな方法ななかったのかと思いながら、ようやくポーチを取り出すことができました。

２０分ほどメットインと格闘してようやく手にいれた鍵。

エンジンがかかった時の幸福感と達成感は素晴らしいモノがありました。

自分でやってて書くのも変ですが、他のサイトを見ていると、やっぱりバイク屋さんに連絡したりして開けてもらうのが、一番良いみたいです。

ですが、今回のよう携帯まで入れてしまった時はどうするんでしょうね。。。

メットインが壊れる可能性もあるとのことで、皆さんも気を付けてください。