コロナ禍でなくなった関わり
握手して対面でお互いの自己紹介を始める
こういう習慣がもう無いに等しい日常が当たり前になってきています。
先日、ある催し物でアルコールやマスクなどを徹底しながら、握手をして対面で自己紹介をするというやり方を行いました。
対象は男性も女性も小さい子からお年寄りまでで、握手をしてから挨拶、そして簡単な自己紹介をしていく。
コロナ前というと2年ほど前は当たり前にあった光景が今のところ見る姿はなくなりました。
一つの病気でここまでの生活環境が変わるというのは恐ろしいことですね。
ですが、実際に握手して相手の手の温度を感じ、握り具合やその時の姿勢などを見ながら、初対面の方に自分のことをわかってもらいながら、相手のことをわかろうとすることは直接会ってからじゃないとわからないこともあるということがわかりました。
直接会うことで、得られる情報量が圧倒的に多い
相手の目をみて、握手をしながらお話する。
この状態は100%の関心をその目の前の相手に寄せることができます。
オンラインだとなかなか他の誘惑があり難しいです。
画面に他の人がいたりもするし、個別でオンラインをしたとしても、相手が今どのような状態なのか、気分はどうなのか、自分に関心があるのかないのかなどはわかりにくいです。
直接会うと、その人と話す以外の事が良い意味でできなくなります。
結果、思考がフラフラせずに100%の力でその人をみることができます。
先日は改めて人と触れ合う、直接会うことの大切さを知る事ができました。
握手をすることで、得られる情報も非常に多いと思います。
握り方だと。
少し手が湿っている方なら、「緊張しているのかな?」とか。
ちょっと強く握る方は、「自分が強いってことをみせようとしているのかな?」とか。これはマウントをとって、自分が優位な立場にいきたいという現れかもしれません。
指先だけで終わる方は、「控えめな方なのかな?」「あまり積極的な人ではないかもしれない」などの印象をもつことができます。
手の印象でも違います。
握った感じゴツゴツしている手の方は手仕事をしている方なのか、その人の人生を聞きたくなってしまいます。
柔らかい暖かみのある手だと優しい方、インドアな方かなぁという印象になります。
姿勢にも気をつけています。
小さい子にそのまま握手をすると威圧感を与えるかもしれないので、その子の目線に合わせて膝をついたり、その子より小さな自分をみせようとすることで安心感を与えるように接します。
逆に大きな方は胸をはって、自分もできるだけ大きくみせて、対等であることをアピールしたくなります。
そんな感じで、直接会うとその人がどのような人物かを知る事ができます。
オンラインだとどうしても四角い枠にみんな収まってしまうので、その人の個性が全然わかりません。
すると印象がなく、オンラインが切れた時点で興味もなくなってしまいます。
初対面や子どもには握手して直接会う習慣が残るように
初対面の方はぜひ会う機会を作ることをオススメします。
直接会って、お話するだけでもその方がどんな方かがよくわかると思います。
そして、子どもにも握手というか手をつなぐ習慣があるといいなと直接対面する機会を多く作ってほしいと娘2人の親としても思います。
成長段階の子どもにとって、人のぬくもりを知る事は安心感を得られて、心地よい成長に繋がると思っています。
こんな時だからこそ、人との関わりあいを大切にしていきたいですね。
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