自力と他力を区別できていますか?
イライラしている人っていますよね。
なんであの人いつも怒っているんだろう?とかこの人と話すの嫌だなぁと思う人っていると思います。
そういった人と話したり、対応しているだけで、そのうち自分もなぜがイライラしてしまったりとなんかイライラがいつの間にか伝染してしまっていたりします。
イライラは自分自身で変えることができる「自力」と他人からの影響でイライラしてしまう「他力」の2種類からやってくるということです。
自分の今の感情を客観的に見つめてみて、今の気持ちは自分自身に原因があるのか、それとも他人からの影響でイライラしているのかを考えるだけでもだいぶ気持ちの整理がつくようになります。
つまり自分自身に原因があるイライラに対しては自分のことなので、変えることができます。
対処法はいくらでもあるのです。
しかし、他人からきたイライラに関しては対処しようにも原因が他人からきているのだから、前者のように「自力」と同じような対処法をしてもイライラは収まることがありません。
むしろ、イライラが解消できないことにイライラしてしまい、負のループに突入します。
すると、いつも怒っている一番初めに話をした方になってしまうということになります。
「あの人、いつも機嫌悪そうだよね」とか「何を話しても怒っているよね」などとコソコソ言われないためにも今一度怒っている・イライラしていると思った時はその原因が「自力」なのか「他力」なのかを考えてみると良いと思います。
瞑想をすることにより「今」を生きる
私(H)がヨガにドはまりしていた頃、よくヨガの先生が「今に集中してみてください」とおっしゃっていました。
その時はまだ「今に集中って言われても、今を生きているしなぁ」と思っていたのですが、大きな勘違いでした。
人は過去にやってしまった過ちや後悔を考えてイライラしたり、未来の不安や恐れなどを考えてイライラしたりと実は「今」をそれほど生きてはいないです。
例えば「昨日失敗したなぁ、ダメだったなぁ」とか「明日のプレゼンが不安」「受験に失敗したらどうしよう」などを考えたことはありませんか?
今、書いたことは過去の出来事と未来の出来事です。
このブログを書いている時も、読んでいる時も「今」は起こり、過ぎていきます。
なので、「今」を生きる「今」に集中することで、過去や未来からくるイライラから逃れることができるのです。
過去は変えることができません。
過去からくる出来事にイライラしている場合ではありません。冷静に考えて、イライラするよりこれから同じイライラをしないために「今」を変えていくしかありません。
未来に待っている出来事の不安などはほとんど起こることはありません。
「あーなったらどうしよう」「こーなったらどうしよう」と思ってもその不安などはほとんど起こらないと思えば気が楽になります。
未来のことを考えても「今」から未来へ行けるわけではないので、「今」を過ごすことしかないのです。
そして、未来とは自分が考えていること以上のことが平気で起こります。
なので、それほど深く考えても仕方がないのだと思います。
生き物は実に単純で美しく「今」に全力で生きています。
赤ちゃんもそうで、「今」を全力で過ごしています。
いつの間にか私たちは「過去」や「未来」を過ごしていて「今」を過ごすことができなくなってしまっているのかもしれません。
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