一万円は一万円でしょ
私(H)はお金を貯めることは得意なのですが、使うことは苦手です。
それは、小さいころの経験からきている考え方だと思います。
そんなにお金がある家庭ではなかったため、とりあえずお金を貯めることができれば裕福な生活ができると思っていました。
なので、お金の稼ぎ方や使い方を学ぶ前に貯めることを重点的に育ってきたのです。
具体的には支出を極端に減らす。
ということです。
なんでも安いモノ、安い値段を調べて、今ある収入でもお金が貯まる性格になっていったのです。
ここで、稼ぎ方が極端に増やせばいいと思う人になれればまた別の人生だったかもしれませんが、大半の方は支出を減らして、という考え方になる人が多いと思います。
それで、10代の後半までは生活していたのですが、考え方が変わったのが10代の後半に留学に自分のお金で行ったことです。
貯金の大半を使い、留学した経験を経てお金の使い方を学ぶことができました。
それから、お金を貯める、使うことの意味がわかるようになり、未だに稼ぐことはできていませんが、幸せに生活をすることはできるようになりました。
一万円は30年後も同じ一万円です。
それは紙の書いてある数字は変わりません。
ですが、今使う一万円と30年後に使う一万円の存在価値は大きく変わると思います。
例えば、旅をたくさんしてお金を使う。
30年後はお金があってもしないかもしれません。
それだけの元気がないかもしれないですし、子どもや仕事で忙しくてできないかもしれません。
そうすれば、今の一万円を持っていて使わないで、30年後に使うために貯金していても30年後はどうなるかはわかりません。
もし、今一万円を使えて、それが自分の人生のためになるのであれば、今一万円を使い30年後はその記憶の思い出で振り返る時間になっていてもよいかもしれません。
お金がどんどんと価値が下がるのは自分の価値観だと思いますが、今もしやりたいことがお金で解決できることで、お金があるのであれば、やってみるという選択をしても良いと私(H)は思います。
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