長女を背負って走り切った “家族の3Kラン” と、ディズニーでの過ごし方

■ マラソン当日の朝:まだ薄暗い香港でスタート準備
大会当日は朝8:15スタート。
家族みんなが寝ている間にゼッケンを貼ったり、当日の気温や天気の確認、タクシーがすぐ手配可能かどうかなどをチェック。
長女(N)の様子などもみながら、妻(A)と夫婦会議。
前夜、長女(N)は熱があり、
「走れるのか…?」と不安もありましたが、
本人は強い意志で
**「走りたい」**と。
その気持ちを尊重しつつ、
無理をさせないことを第一に挑むことに。
とりあえず、会場までには行ってみてからそのあと様子をみることになり、みんなでタクシーで香港ディズニーランドへ。
■ スタートラインに立つ瞬間の高揚感

スタート地点はキャストさんたちの声援や音楽で本当に華やか。
ミッキーとダッフィーが手を振ってくれて、
子どもたちのテンションも一時的に回復。
でも長女(N)の体調を考え、
序盤からゆっくりペースで様子を見ながら進みました。
■ 長女を背負いながらの3Kラン:
「ああ、これは一生忘れない景色になる」
最初から長女(N)は抱っこかおんぶ状態でほぼほぼ私(H)で休憩の時に妻(A)にお願いして完走しました。
3歳〜10歳くらいの子どもたちが
親子で走っている姿があちこちにあり、
時折キャストが声をかけてくれます。
ディズニーの音楽、
キャラクターたちの笑顔、ただゆっくりとみていることはできず、手を振りながらほぼ素通り。
5人で時折スポットで記念撮影。アナ雪エリアでは長女(N)もピースしたりと少し回復。
正直、両肩と腰は痛かった。
■ 約一時間ほどでゴール!

子どもたちの達成感がすべてを上回る
ゴールゲートが見えたとき、家族みんなで揃いながらやっと終わるーというのが本音でした。
次女・三女も手を振りながらゴール。
「みんなで走り切ったね!」
と声をかけると、
それぞれに満足そうな笑顔。
◆ マラソン後のディズニー再入場
一度ホテルに戻り、
少しだけ休憩してからパークへ再入場しました。
■ 最初に向かったのは“ベビーカーレンタル”
完全に限界だった肩と腰のため、
そして子どもたちの疲れも考慮し、
ベビーカーを2台レンタル。
有料ですが、これは本当に助かりました。
おかげで午後のディズニー散策が
格段に快適に。
■ お土産と軽食を楽しみながらゆるりと散策

- キャラクターグッズ
- パーク限定のお菓子
- ポップコーン
- おしゃれなドリンク
子どもたちはベビーカーから身を乗り出して、
「あれ食べたい」「これ見た〜い」
と元気も少しずつ回復。
マラソン後なので、
“ゆっくり歩く旅”に切り替えました。
■ 17:00 ハロウィンパレードを鑑賞
キャラクターやダンサーとの距離が近く、
子どもたちだけでなく大人も大興奮。
ただ、長女(N)の体調を考え、
エリアの奥までは進まず、
パレードだけ見て早めに移動する判断をしました。
■ ディズニーハリウッドホテル「インクアンドプレート」で夕食

夜は予約していた
**Ink & Plate(インクアンドプレート)**で食事。
長女(N)はソファで静かに休ませ、
次女と三女は大好きなドナルドと記念撮影。
ディズニーモチーフのデザートも大喜び。
大人はホッと一息、
冷たい飲み物を飲みながらゆっくり食事。
“家族のペース”で楽しむ時間が戻ってきました。
■ ホテルへ戻り、ようやく安堵の時間
ホテルに戻ると、
もう子どもたちはぐっすり。
大人も身体の疲れが一気に押し寄せてきて、
気づけば全員バタンキュー。
◆ 帰国後に待っていた“まさかのオチ”

帰国後、家族全員が発熱。
病院に行くと、
全員インフルエンザA。
「ああ、これは完全に疲れが出たな…」
と苦笑しつつも、
それだけ全身全霊で楽しんだ証でもありました。
帰国後1週間は家族全員で寝て過ごすことに。
■ 振り返ってみて

確かに思い通りの展開ばかりではなかった。
でも、
- 長女を背負って走った3K
- 子どもたちの笑顔
- キャストの応援
- 家族5人で同じ景色を見た時間
どれも一生忘れられない思い出になりました。
異国の地で、
家族で力を合わせて走るという体験は
なかなかできることではありません。
妻(A)、そして3人の娘たち、
本当にお疲れさまでした。


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