さまざまな場面において自分がどの位置にいるかを把握する
2:6:2の法則。
なにか物事が動いている時にその物事に関する関心を比率で表している。
まず最初の2は積極的に物事に働きかけ、物事の中心になって動いている人物たち。
次の6は関心はあるけれど、自分からは動こうとしない人物たち。こちらの比率が人物の大半を占める。私旦那(H)もどちらかというと6割に入っていることが多い。
いえば、ほとんどの人は6割にいるので、みなさんも経験はあるのではないだろうか。
最初の2割の例でいうと同窓会の幹事や講座やレクの取りまとめ、みんなの調整役を進んでおこない、日付や場所を決めて、ものによっては会費やプロジェクトの予算なども決めて、改めて関係者に通知する。またはレクのグループチャットなどを作り、とりまとめてレクにくるように声掛けなどをしてみんなをレクに参加するように行動させる。
最初の2割の方の話を聞くと、自分で時間と場所を予算を決めることができるので、とても楽だし苦ではないとのこと。
確かに、調整するのは労力もかかり大変だが、まず最初に時間と場所と予算を自分の裁量で決める、または自分の都合の良いように仕組みを作るというのは最初の2割のうまみになるのかもしれない。
続いて、大多数の6割は最初の2割が引っ張ってくれる形で行動をすることが分かっている。
なので、事業などを起こすときは最初の2割になるか、2割になる人物を見つけることにより、大多数の6割を動かすことができる。
重要なのは最初の2割に別にならなくても物事を動かすことはできるということ。
最初の2割を育成する、または最初の2割の相談役としてコントロールすることで、物事を後ろからコントロールすることができる。
どうして最後の2割について書かなかったというと、最後の2割は無関心だからだ。
物事に対しての無関心。つまり物事を進める上で、最後の2割をターゲットにする、または最後の2割を呼び込もうと努力することは、大多数の6割をうまくひっぱれない可能性がでてくる+最後の2割は何をしても無関心なことが多い。
もともとやる気がない人をやる気にさせることはとても大変なことで、最後の2割は物事を動かそうとする際には、そもそも対象にならないことが多い。
例えば、貧困層の話になると、貧困に対して無関心の方を援助しようとしても、無関心なので、まず情報がない。
子どもや親が問題を起こす、または事件に巻き込まれて初めてここに問題があったのだと気づく。そうなると手がつけられなくなるほど、問題が深刻化していることがある。
ただ、最後の2割をほっておけばよいというのはすごく寂しい意見になると私旦那(H)は思うのだが、物事によっては大多数の6割を動かすことに労力を割いたほうが効果が表れることもある。
物事を作るとき、進めるときはターゲットとしてどこをみるのか、どうやってすすめていくかを考えていきたい。
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