いつも満点を目指すように育てられてきた私たち
学生の頃はテストで満点を取るように言われ続けて、もし満点だとものすごく褒められるが80点だと、「まぁよくできました」みたいな感じの対応だったり。
職場でも結果を100点を求められたり求めたりする場所があるように感じます。
私(H)は幸運にも今思い返してみても職場では100点を求めている場所では働かないようにしているので、あまり経験がありませんが。。。
職場や社会などは自分で自由に選択する権利があるので、比較的楽なのかもしれませんが、学校ではそうはいきません。
みんなが同じテストに同じ答えを書いていかないといけない。
番号でも〇か×でも記号でも穴埋めでも、全て同じ答えを。
常に満点を目指すように強いられてきた私たちなので、社会にでても満点を取らないといけないと思っている方も多いのではないでしょうか?
会社でも、人生でも、パートナーでも、家族や子どもにも自分の理想の満点を押し付けて考えていないでしょうか?
80点をとれたら上出来だと考えよう
比較的テストでも6割~8割をとる事は比較的とれるように思います。
そう書きながらも「私(H)の学生生活のテストは6割にも満たなかったかも。。。」と思っている自分がいますが、そこは置いておいて。
会社での交渉事や記事やデザインの作成など満点をこだわろうとするとものすごく時間がかかります。
プレゼン資料などもそうで、6割~8割を作っておくのはわりとすぐできるのですが、残りの2割にこだわろうとするとものすごい労力と時間がいります。
細かな話だと文字の大きさがずれていたり、表示の形がずれていたり、枠がずれていたりとした感じです。
本来はプレゼン資料というのは相手に自分たちが伝えたいことをわかってもらうことを目指せばよいのに、それに伴い文字の色や大きさなどを一文一文にこだわっているとそれだけで一日が終わってしまいます。
作っている人も仕事はそれだけではないはずなので、他の仕事をしたいにも関わらず一つの仕事にずっとかかりっきりになってしまいます。
すると物事が進むのがすごく遅くなり、一つは100点で残りは0点や赤点と言った形になるのです。
そうなるともうその人は仕事ができないというレッテルが張られてしまいます。
クレームなども多くなるでしょう。
それもそうで、赤点をつけてしまった相手は求めていたものよりひどいモノがくるので、怒るのも当然です。
6割~8割で上出来と思うこと、そしてチームと進捗状況をよく話しておくことが大事
それでは、どのようにすれば6割~8割を認めてもらえるのかというと、よくチームまたは相手側に進捗状況を共有して巻き込んでいくことだと思います。
「こういう感じでできたんですけど、どうですか?」
と100点と思うものを持っていくのではなく、6割できた!と感じた時にすぐに持っていく、そこで修正をもらえたらどんどんと修正を加えて8割までもっていく。
すると、満点を目指していなくても、8割で上出来というような雰囲気になると思います。
一度やってみてください。仕事も早く終わるようになると思いますし、今まで作っていたものよりももっと良いものができると思います。
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