私(H)も指輪を作ってもらいました
あっ手作りの指輪といいながら作ってもらったので、私(H)自身は作ってはいないです。
私(H)にはジュエリーデザイナーで活躍しているお兄さんがいるので、その方にお願いしました。
結婚する前に指輪を作ってもらうことになるので、妻(A)にプロポーズする前にお兄さんのお店へ行きました。
妻(A)は最初は戸惑っていて、その後に「えっ私って結婚するんですか?」
みたいなことをお兄さんにも言ってて、お兄さんも「えー何も聞いてないのー?」
みたいな感じで始まりました。
お兄さんからの宿題
お兄さんからは宿題がでており、どのような指輪にしたいか想いを作ってきて欲しいとのこと。
2人で話し合って、想いを作ってデザインを一緒に考えていこうという感じでした。
そのあとは3か月ぐらいかけて想いを作りあげました。
キーワードは「ただいま・おかえり」・「年輪」・「階段」です。
私たちは以前はお互いに仕事が忙しく、家に帰ってくるともう妻(A)は寝ていたり、逆に私(H)が寝ている間に妻(A)が出勤したりとお互い一緒にいるのに会わないみたいな生活が続いている時期がありました。
そこで「ただいま」「おかえり」が言い合えるような生活がしたいというのと、お互いが家に帰ってきた挨拶がいつまでも続きますように指輪に想いを込めました。
続いて「年輪」です。「年輪」は円心円状の模様で年毎に増えていくものなのですが、私たち夫婦も「年輪」のような毎年お互いの想い出を増やしていき、二人の人生を大樹のようにしていけたらと想いを込めました。
最後は「階段」で、お互いのこれからの人生を一緒に登っていくことを指輪に込めたいという想いを込めました。
結婚記念日前日に指輪が半分完成
それからまた半年の月日が流れました。
その間にも私たちは何度かお兄さんの工房に足を運びながら、こういう風にしたいと意見を重ねてようやく完成。しかし半分です。
デザイン上、指輪が2つセットで1つの物語を作るシナリオにしたので、私たちは2つづつの指輪を持っています。
その片割れが結婚記念日となる私(H)の誕生日前夜に出来上がったのです。
正直、入籍届の時は指輪ないまま提出しにいくと思っていたので、出来上がったと知らせを聞いた時は嬉しかったです。
その前夜は急遽ホテルのディナーを予約して、指輪を披露した後に指輪を披露しました。
その後ホテルのチャペルへ移動して、チャペル入口でプロポーズ。
見事指輪を受け取ってもらいました。
もう片割れは結婚式の前にできあがりました
そして、その半年後の結婚式のまたギリギリにできたと連絡が入り、ようやく指輪が完成したのです。
なので、指輪制作をお願いして指輪が出来上がるまで約1年半ぐらいかかりました。
私(H)は指輪自体は結婚してもする必要はないと考えていたので、婚約指輪も結婚指輪もいりますか?
と思っていたのですが、いざ作ってみるとたくさんアイデアがでてきて2人で作る指輪も大切な思い出となります。
自分たちの我が通せます
もともと指輪に興味がなかった私(H)は婚約指輪を妻(A)だけにするのは不公平だと思い、私も婚約指輪と結婚指輪の2つを持っています。
というか、デザインを考える上で2つの指輪が必要になったということなのですが。。。
自分たちの想いをすべて込めた指輪にしようとしたら、職人さんも大変です。
素人からこんな感じで作ってほしいという願いと職人さんができる範囲がありますから。
なので、私たち夫婦2人というよりはお兄さんやお兄さんの家族にも手伝ってもらいようやく完成した世界に1つだけの指輪です。
失くしたらもう作りません
妻(A)にも言っていることですが、これもうないのよ。2つとしてない指輪なのよ。
なので、失くしたらもう作りませんと伝えてあります。
お兄さんも指輪制作にめちゃくちゃ時間がかかったらしく、もうフルオーダーは受けんかもというほどに大変だったみたいです。
結婚指輪がまだの方はパートナーさんと一度お話してみてはいかがでしょうか。
デートと思って気軽に指輪のお話ができるような仲になれるといいですね。
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