第1段階メタ認知を活用して客観的に自分を見つめることから始める
「メタ認知」?何それ?
って方もいれば
「聞いたことあるけれど、どういう意味かよくわからない」
って方もいると思います。
私(H)は後者の方で、「メタ認知」って聞いたことあるけれど、どういう意味だったかなぁ?
の方でした。
調べてみると、「自分が第三者の視点から自分をみることができている」ことという表現がしっくりくるかもしれません。
つまりは、緊張している自分を客観的に観て、「あれ?あの人(自分)緊張しているんじゃない?」と見ることができるかどうかということです。
それがなぜ重要かというと、俯瞰して自分をみることで、冷静に自分の状態を観察できるようになるからです。
緊張や怒りというのは、黙っていても相手に伝わるものです。
人を観察していると面白いのですが、黙ってても「あの人怒ってない?」や「なんか嬉しそう」などというのはわかるものです。
わかりにくい方もいるかもしれませんが、一度勝手に決めてみてください。
わかりやすい方だと頭から湯気がでてるぐらい目がギラギラしている人もいますし、目だけでもトロ~ンとしてて、幸せオーラがビンビン出ている人だっています。
その状態を客観的に自分をみることができれば、まず自分自身の今の状態をしることができます。
「メタ認知」を活用して自分の状態を知る事ができれば第1段階は終了です。
第2段階自分の状態に採点を付けてみよう
自分の状態を知る事ができれば、次はその状態に点数をつけてみるということです。
人は何かと感覚的に話をしているものです「あれ取って」とか「普通ならそうする」とか「いつもと同じくらい」とかです。
明確に誰でもわかる基準として数字というものがあります。
自分の事ですが、自分を客観的により観るために点数をつけるとより状態を俯瞰してみることができます。
例えば、「自分緊張しているなぁこの状態は緊張100点満点中の80点ぐらいか?嫌!足も震えてるし、声も小さい、これは98点だぁ」
みたいな感じです。
すると、いつの間にか落ち着いています。
最近ミュージカルのプロアクターとお話する機会があったのですが、その方は面接などで部屋に入ると周りを見渡して、その周りの状態を確認するそうです。
「ライトが点いている、審査員が何名いる、窓がある、インテリアがオシャレ、カーテンの色は○○」など、新しいことなどを考えるのではなく、今ある状態をそのまま確認すると落ち着いてくるとのことでした。
それも、自分を観察するというよりは周りを観察して落ち着かせている逆説的な考え方になっています。
これは怒っている時にも同じように活用することができます。
今イライラしていると思っていながら、子どもと接していると先ほどいったように怒っている人というのは黙っていてもわかるものです。
なので、子どもも少し警戒したり、自分がダメなのかと考えたり、甘えたりと普段とは違う行動をとったりします。
そういう時は子どもに会う前にでも怒っている・イライラしているのを自分で口に出して、自分自身で確認。
そして、そのイライラや怒りに点数をつけてみる。
「うーん、このイライラは60点かな?」
とかでも良いです。点数をつけようとすると、自分を客観的にみようとするので、いつの間にか落ち着いています。
ぜひ試してみてください。
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