結婚式の親への手紙が一番泣ける
結婚式では感謝の言葉を親へ読むプログラムが定番だと思うのですが、その時が式の中でも泣き所だと思います。
その時に初めて親へ手紙を書く方もいれば、昔からのエピソードが話されると泣く方などもいて、親への本音を語ることのできる貴重な時間です。
私(H)はよくもらい泣きをするほうなので、あまり縁のない結婚式でも花嫁が感極まって泣くと一緒に泣いてしまいます。
例えば、「昔はよくケンカもして、口をきかない時もあったけれど、自分も親になって初めてお母さんの大きさに気づきました」みたいなフレーズはよく結婚式で読まれると思いますが、私(H)はお母さんでもないのに、「そんなこともあったねー。こんなに立派な娘になって」と勝手にお母さんの気持ちに感情移入しています。
新郎側で出席して新婦さんは今日が初めましてでも泣いています。
それだけ、あの時間は何か特別なものがあると思います。
母(A)に伝えた感謝の一言
母に手紙書いたことあったかなぁと思い返してみると、海外に住んでいた時は手紙を書いていました。
メールでのやり取りが多かったと思うのですが、イベントの際はプレゼントと共に手紙も贈ったのを思い出しました。
一番感謝を伝えた時は、初めて19歳で親元を離れて海外で生活。
最初はお金も自分で貯めたし、パスポートもビザも自分で申請して親の手も借りずにできたので、もう親とは離れて自由だーと自立とはこういうものだと思っていました。
ですが、初めての1人暮らしで料理を作る時も1人用で、食べるときもワンルームのシェアハウスで1人で食べる生活が始まると急に恋しくなる親や故郷沖縄。
その時にふと「両親へ感謝の気持ちを今伝えなければなんか後悔することになる!」とメールで「アナタの息子に産まれてよかった。産んでくれてありがとう」と号泣しながらメールを作成して送信。
今思い返してみたら遺書みたいで怖いですが、母も同じことを思ったのでしょう。
「なにかあったの?大丈夫?」みたいな返信がきたのを覚えています。
照れくさいですが、初めて自分の気持ちに正直になった気がしました。
「ありがとう」っていう感謝の言葉は世界中の言語にあるのではないでしょうか?
母に感謝の言葉を伝えたことがない人って以外にたくさんいると思います。
この機会にぜひ一度伝えてみてはいかがでしょうか。
今はテレビ電話がどこでも繋がる時代へ
まだSkypeが使えるようになってきていた時期だったので、母とはガラケーでまだ連絡をとっていました。
当時はまだ気軽に電話もできる時代じゃなかったと思うと、今は気軽にZoomでもLINEでもすぐに繋がることができていい時代になりました。
それでも、海外から沖縄へ贈ったプレゼントや逆に沖縄から海外へ贈ってもらったプレゼントは暖かみというか、その場所、場所の雰囲気も入っているようでアナログもいいなぁと思います。
これからはVRなども進化してきて、電話をかけたら目の前に電話の話し相手がいるような感覚でお話することも可能になると思います。
それでも、手紙というのは読んでいる時にその人の気持ちがよく伝わりますし、思い返す時間も与えてくれます。
デジタルが進化している今だとメールやLINEだとすぐなのですが、印象に残りにくいのかもしれません。
たまにはメールだけではなくお手紙を贈ってみると喜ばれるかもしれませんね。
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