片手は常に開けておく
有名な言葉なので、知っている方も多いかもしれませんが、私(H)も大切にしていることの一つです。
「常に余裕をもって生きよう」という意味合いだと解釈していますが、人生余裕がないと新しいことも始めることができないですし、チャンスが目の前を通りすぎても、両手がいっぱいに何かタスクを抱えていたら、掴む余裕がないからです。
私(H)の知り合いでもいくつもの事業を同時並行で行っているのに、とても時間があるように見える人がいます。
たくさん遊びにいきますし、自由な時間がたくさんあるように見えますが、仕事も多く抱えているその方に疑問をぶつけてみました。
「いつもたくさんの仕事をしているのに、なんでそんなに余裕があるのですか?」と
その方は「自分で調整して余裕ができるようにしている、僕は周りにヒマな人間、時間に余裕がある人間だと思われたい」と
付け加えて「余裕があるようにみえていると、人は話かけやすいからさまざまな案件をもってきてくれる。忙しい人には話かけにくいから誰も話したがらない。雑談から始まる新しいビジネスもあるから、ヒマな人間だと思われている方が得だよ」と
なるほどー。と感心しました。
確かに、周りにはオレ忙しいアピールしてくる人もいますよね。
今日も明日もスケジュールが埋まってて、大変だ。疲れてるけど、眠れてないけど、頑張っているよオレ。
みたいな人は確かにいます。
私(H)も今思い返せば相談や報告しにくかったなぁと思い出しました。
その上司に話を持っていこうとすると、いつも忙しそう。
不機嫌に「何?・・・」みたいな人に「あのー」っと話しかけにくい感じがして、自然と会話が減っていたなぁと思いました。
いつも余裕がある。つまり片手は常に空いている人の方が新しいチャンスも掴みやすいし、仕事もうまくこなしている人が多いように感じます。
カップの中身は満杯か?
私(H)の好きな話の一つに「カップの中身は満杯か?」の話があります。
有名なので、皆さんも知っている方もいると思いますが、教授が生徒にカップにゴツゴツした石を入れて見せてこう聞きます。
「このカップの中身は満杯か?」
「満杯」という生徒もいれば「まだ入れられる」という生徒も
次に教授は砂を入れて、石の間に砂が埋まっていくのを生徒たちに見せます。
すると砂が岩と岩のすき間をすっかり埋めてしまいました。
そして、再度聞きます。
「このカップの中身は満杯か?」
生徒たちはさすがに「もう満杯です」と答えます。
すると教授はビールを取り出し(一部の話では水だったのですが、私(H)が聞いたのはビールでした)そのカップの中身に注いでいきます。
そして、いうのです。
「このカップは今満杯になりました」と、
私(H)はこの話には優先順位の大切さということもあると思いますが、まだできることがいろいろあるという解釈もしています。
話の重要なポイントはビールまたは水から入れなかったこと。
自分が一番大切にしている大きなものから自分の中に入れていくということです。
家族という大きな石を入れておく、趣味という大きな石をいれておく、ネットサーフィンなどは私(H)にとっては砂なのです。
なので、砂から入れてしまうと、大切にしている大きなものをカップ(自分の容量)に入れられなくなります。
そうです。なので、優先順位をつけて行うということです。
もう一つは満杯、自分は限界だと思っていてもどこかに道はある。ということを教えてくれていると考えています。
自分の中ではもうダメだぁ~と思っていても、まだ別のアプローチはできるのではないかと考える。
つまり、自分はまだ石しかいれていないのではないか、砂までしかいれてないのではないか、水はまだ入っていないかもしれないと別の視点から考えることができます。
その考え方を私(H)は大切にしています。
さて、なんで最後はビールになっていたかというと、どんだけ予定が埋まっていたとしても友人とお酒を飲む時間くらいはあるということを知っていてほしいと言っていたからです。
確かに、どれだけ忙しくても隙間時間を作れば友人と過ごす時間はあるはずです。
それが、気分転換にもなると思います。
ふと思いついた方に連絡を取ってみるのも良いと思いますし、憧れていた方に連絡をしてみても良いと思います。
まだやれることはたくさんあると思いますし、どれだけ忙しくても余裕はあるものです。
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