今年は一度もおじいちゃん家に行けなかったです。
ご先祖様をお出迎えする「ウンケイ」とお見送りする「ウークイ」のどちらも仏壇に行くことはありませんでした。
娘(N)だけは沖縄の習慣を覚えてもらうためという名目で母(A)と一緒におじいちゃん家に行き、「ウンケイ」と「うークイ」両方を体験してもらいました。
どちらの行事も毎年親戚が集まるので、お盆と年末の夏と冬が親戚同士が一緒に集まり、お互いの近況や元気を確かめる良い機会になっています。
行事ごとに親戚が集まるので、今の親戚の状況がよくわかります。
○○が小学校に入った、次は○○が受験ってよ、○○が就職をどこどこにしたって、○○が本土で働いているよ、と親戚で集まりだすと話題にキリがないです。
母側の親戚はもともと仲が良く、行事がなくても週に何回か集まってはお話をしているのですが、行事になっても話のネタは尽きないようです。
ご先祖様がいたから今の私たちが存在する
私(H)の母(H)がいたから、娘(N)がいるし、おばちゃん、ひいばぁちゃんがいたから母(A)もいると思うと、いつもご先祖様には敬いの心がでてきます。
その敬いがあるからこそ、私たち兄弟や親戚の繋がりは強いのだと思います。
最近だと無形資産という呼ばれ方もするのですが、友人や家族、親戚の繋がりというのは財産であり、資産であると私(H)も考えています。
その無形資産があると娘(N)もたくさんの人にみてもらえますし、私(H)も安心して預けることができます。
いとこも、おじさんもおばさんも喜んで私の娘も妻にも接してくれますし、こういうことはお金がいくらあっても関係を築くことはできません。
日頃の接し方や態度、付き合いが今の関係を作っているのです。
ご先祖様から受け繋いだのは血も関係性も、付き合い方もだと思っています。
こういう繋がりはいつまでも大切にしていきたいものです。
コメント