PTAはよく聞くけれど
PTAって皆さんも聞いたことあると思います。
小学校が一番聞いたことが多いのかなと思うのですが、聞くと高校にもPTAの組織はあるみたいです。
さて、PTAなのですが、ネットをまとめると、Parent-Teacher Association の頭文字をとった各学校で組織された保護者と教職員の団体。そこに地域のCommunityを加えることによって、PTCAとなります。
今はPTAではなくPTCAと名乗っている所が増えてきているように感じます。
最近ではPTSAも聞くようになりました。調べてみるとStudentが入ってくるようです。生徒が入るってことでしょうか?
聞いたことないですが、PTOというものあるみたいです。
今の時代は親と教職員だけではなくて、地域の方々が児童生徒のために動くことにより地域全体で見守ろうとする動きがあります。
これは、行政だけでは足りない箇所や動きにくい制度などを、フットワークを軽くして、自主的に動くことを目的にした部分もあるかとは思います。
なので、個人的には行政がよく動いているところほど、行政頼みになっておりPTCAが目立たないというジレンマができているかなぁと感じております。
逆に行政の施設が地域になく、大きな企業などがない地域ほど、子ども、親、学校、地域の繋がりが強く、地域の行事も多いし、主体的なかかわりが大きいのかなという印象です。
PTCAはボランティアであり、ボランティアというのは基本無償です。
なので、本来であればPTCA活動というものは誰でも簡単にできそうでできないことが多いのです。
仕事を早く切り上げて学校の会議に参加する、学校行事や地域の清掃活動にも参加して休みは課外活動。
その他資料作成の時は紙を印刷、まとめて、冊にする。これは誰のためにやっているのかと心のどこかで自問自答しながら作業を夜遅くまでこなす。
私(H)のPTCAの関わりだとこんな感じだと思います。他にもいろいろとあるかとは思いますが、それは学校や地域などでやることはバラバラだし、どれだけ関わっているかで温度差があると思います。
ボランティア活動というのが慣れていない
これがPTCAを行う上での最大の課題だと思っています。
年度初め、誰がPTAの役員を決めるかを話し合う場が一番地獄だと話を聞いたことがあります。
誰も手が上がらずにずっと時間だけが過ぎるそうです。
そうですよね。大変ですものね。自分の時間削って学校に通っている我が子のためとはいえ、無償で働く。
本来の仕事もあるし、家に帰れば他の家事もしながら、自分の時間を作りたい。
そうなるとPTCAとかやる時間ないよ。他の人で時間もお金にも余裕がある人がやってよ。
とみんなが思っていると手がなかなか上がらない。そうすると時間が過ぎていく。
わかります。私(H)も本来そっち派です。
できれば、何もせずに時間だけが過ぎていくような人生を送りたいと思っている部分もあります。
ですが、参加してみると作業の際はたくさんの父母や学校、地域の方との関わりもありますし、人との繋がりもできます。
地域で今何が起こっているか、学校ではこれからどのようなことが予定しているのか、私たちにできることはなんだろうかと知る事ができます。
情報は知る人が知ってこそ価値がでてきます。
そして、価値のある情報というのは待ってても来ることは早々ありません。
ボランティアというのは人財と情報が無償で働いている対価としてもらえる面白い形での働き方だと思っています。
仕事の対価がお金だと思っているから、ボランティア活動には手が上がりづらい印象です。
お金以外にも人生を豊かにする方法があるということ。
地域、親、学校と関わりがあるだけで、自分の生活がどれだけ過ごしやすくなるかを考えたことがあるでしょうか。
ものすごく楽になります。
なので、ボランティア活動をできるだけでいいので、無理のない範囲で関わると生活が大きく変わると思います。
生活が変わると人生が変わります。
PTCAはボランティア活動といえど、お金があるところにはある!?
ニュースにもなっている幼稚園連合会とPTA連合会の多額のお金が使用目的がわからないまま現金で引き出されているとの報道を皆さんも目にしたことがあるかもしれません。
ふー。全国で自分の子どものために会費払って、無償で仕事しているのにトップは多額のお金を何に使っているかわからないみたいに聞こえます。
お金の使用目的がわからないまま使われているPTA会費があればそれは全国のお父さんとお母さんがブチ切れますよね。
これから真相が明らかになると思いますが、PTA連合会は何をしているんだ。本当に必要なのか?という思いも個人的にはあります。
コメント