自分の居場所を大声で教えてくれる
毎年大声で鳴いてくれるセミたちの代表と話す機会があればぜひ言いたいことが。「大声を出すから居場所がバレるんだよ」という当然のことです。
皆さんもご存じの通り、夏の風物詩であるセミの鳴き声は聞くと夏がやってきたなぁと感じることができるのですが、子どもたちの的になってしまいます。
しかもあれだけ大きな音を出すともう自分の居場所をアピールしているヤツですよね。
子どもたちに捕まったら、それだけで自分の一生を終えるかもしれないのに大声で鳴き続ける覚悟が素晴らしいです。
最近、私(H)と娘(N)は朝の散歩がてら近所を歩くのですが、その時にもセミは泣いています。
ほとんどはクマセミでたまにアブラセミがいるかなーというのが私たちが住んでいるエリアのセミ状況です。
人間慣れしているのか、かなり近づいても全然動かないクマセミ。
最終的には手で挟んで捕まえてからやっとパタパタと動きます。
もともとはセミとかは手で捕まえていたと思うのですが、今は触るのも少し抵抗があります。
なんでですかね。いきなり触ろうと思うと拒否反応がでてくるのです。
娘(N)は自分では捕まえようとはせずに見ているだけです。
たまに「捕まえてみて」と言ってくるので、恐る恐る捕まえてみると大泣きします。
私(H)も好き好んで捕まえたわけではないので、放心状態になってしまいます。
そして、家に戻ってきた時はしばらく二人とも無言になっています。
そんなセミですが、海外では見え方が違うようです。
海外での反応
そもそも、海外にセミいるんだ!?というところから始まるのですが、私(H)が覚えているのだと、中国でスナックのお菓子のような感覚で売られているのを見たことがあります。
そこ以外はみたことないので、そんなにメジャーな虫ではないのかもしれません。
ウィキペディアで調べてみると、中国や東南アジアにはセミはいるそうです。
食用としても食べているみたいで、沖縄でも食べていた歴史があります(今は食べている人はいないです)
なんか、味はエビやカニの甲殻類に似たものだということですが、私(H)が食べた覚えがないので、どんな味なのかは正直わかりません。
アメリカだと外注として処理されるみたいで、殺虫剤をまかれて撃退するみたいです。
確かに、朝方のセミの鳴き声は騒音です。
まだ7時ぐらいに鳴いてくれるので、夏の風物詩として扱われていますが、真夜中も泣き続けるセミなどがいたら騒音被害で撃退されるかもしれません。
下準備期間が半端ない
セミは地中で何年も生活して、長いのだと10年近くも地中で生活しているそう。
そして、地上にでれたとしても、長くて一か月程度の命。
短い、短すぎる。
そんなに一生懸命に地上にでてきて、これから人生を謳歌するぞーと鳴き始めている時に出来心で捕まえてしまい申し訳ないです。
この一週間~一か月の間の短い命を楽しく生きるために一生懸命に鳴き続けるセミたち。
早くパートナーを見つけてゆっくりと愛を育む時間になってほしいですね。
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